表題を、「髪の毛の意味するところ」としてますが、このお話は治療者として「気を感じる」という点に絞って思うところを書いてみたいと思います。
筆者は、今月62歳になるのですが、還暦を迎える前に当たって「なんとなく」丸坊主にしました。
ですので頭を丸めて2年以上になるのですが、坊主頭にしてどうか?というところを主観的に述べてみたいと思います。
髪の毛は気を感じるアンテナだとする見方があります。
例えば巫女さんは、髪の毛を長く伸ばすことで神様の依り代としたり、神様のご宣託を受けやすくするアンテナの役割をしているといわれています。
わかりやすく言えば、感受性が豊かになるということでしょうか。
治療者としては、患者さんの気をいち早く正確に察知する必要がある訳ですが、そこは治療者の感度に依って髪の毛の長さを感覚的に調整すればいいと思います。
筆者自身の体験では、髪をそり落とすと自分自身の内面的な感度(心と体)が上がるように感じています。
外からの情報が、一定程度遮断されるからですねぇ。
仏教の修行僧が頭を丸めるのも、自分の内面と向き合うためには最適なのかも知れないですね。
自分の外の世界と内なる世界。
つながってますが、そこは境界線があります。
肉体も、皮一枚が内外の境界線ですね。
髪の毛の長短で「気の感度」を調整する。
マニアな世界のお話でした。
2020年8/18 於大台ケ原 筆者近景
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