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【入門編】
やさしい中医学入門
関口 善太 (著) 東洋学術出版社
初学の方には、とっつきがよく、しかも3日で読めると帯に記されている通り、短時間で中医学全体を把握するのに適しています。
丁寧に、何度も読み返しながら、『東洋医学基礎講座-中医学から学ぶ東洋医学用語 』を受講すると、より深く理解することが出来ます。
陰陽五行説―その発生と展開
根本 幸夫 (著), 根井 養智 (著)
代表・金澤が、陰陽論と五行論の成り立ちが別であったことを知ったきっかけになった書籍です。
総論としてこれが一番だと今も考えています。是非ご一読を!
中国傷寒論解説
劉渡舟 (著), 勝田正泰 (著) 東洋学術出版社
必須の課題と理解していても、鍼灸師にとってはとっつきにくく感じる「傷寒論」。
六経概念を理論的に把握するだけでは、鍼灸師にとっては不足です。実際に切診を通じて、六経の変化を捉えることが必要だからです。
「一の会」では、中医学的解釈を踏まえながらも、具体的に気を捉えて臨床を行った日本漢方古方派を中心に講義を行っています。
まず理論的に「傷寒論」の中医学的解釈のスタンダードを把握すると、講義内容の理解が一段と深まります。
基礎中医学
神戸中医学研究会(著)
本書の内容に則して「一の会」の講義を進めています。
基礎とはいえ、内容は豊富で充実しています。
「やさしい中医学」が十分手の中のものとすることが出来ましたら、手元において丹念に読み進めると、臨床力がつきます。
中国漢方医語辞典
中医研究院 (編集), 中医学基本用語邦訳委員会
ぜひとも手元に一冊置いておきたい必須書籍です。単に「用語」だけでなく、科目別に疾患とその病機なども記されています。
【応用編】
傷寒雑病論―『傷寒論』『金匱要略』
日本漢方協会学術部 (編集)
現在、もっともスタンダードとされている宋本の傷寒雑病論。
8月から新たに開始する「一の塾」のテキストです。
内容はすべて漢文ですが、傷寒雑病論の漢文は、比較的平易です。まず読めるようになること。そして条文を通じて何を伝えようとしているのかを、謎解きのように紐解いて行くことができるようになると、とても面白く、鍼灸臨床になくてはならない書であることが実感できます。
何度も読み込み、臨床に照らし合わせていくと、条文中の錯簡にも気がつくようになります。
中医臨床のための中薬学
神戸中医学研究会 (著)
「基礎中医学」をある程度読んで理解できるようになった後、証と方剤をより深く理解するために必携の書です。
古典に記されている薬種から、現代中医学で用いられているものまで、幅広く扱っています。
中医臨床のための方剤学
神戸中医学研究会 (著)
「基礎中医学」に記載されている方剤の方意、対象となる証の病機などが記載されており、「中医学基礎」をより精密に学び、また弁証力を向上させるに役立つ内容です。
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