春爛漫、晴天にも恵まれました4月16日(日)、『鍼道 一の会』は新しいメンバーをお迎えして2017年度をスタートしました。
毎年恒例の冒頭提言、今年は金澤代表、永松副代表、稻垣学術部長の三つ巴で行いました。
内容は動画にてご覧ください(約10分です)
冒頭提言、参加者全員の自己紹介の後は、
永松副代表による『易学』講義
『易学』と鍼灸と、いったいどのような関係があるの?
臨床とどんなつながりがあるの?
そう思われません? 笑
実は、易学って、思っていたよりずっとずっと重要なんです!
臨床歴約30年の金澤代表をして、ここ最近、ドはまりにハマらせているんですから!!
恐るべし易学。
この『鍼道 一の会』東洋医学講座の、まさに根幹をなす部分と位置づけしています。
今回は、混沌(無極)→太極→両儀→四象→八卦までの説明がありました。
詳しいことは永松先生のブログ「無端如環」をご覧ください!
午後からは金澤先生、川越先生による『臓象学』『経絡学』
『臓象学』では、金澤代表が独自の認識論を展開されました。
一部要約すると、≪十二経脈と奇經八脉との関係は、人体を認識しようとする際に、両者は陰陽定位が異なるだけであり、十二経脉とは別に奇經八脉が存在するのではない≫ というものでした。
さらに両者の基本は、太極=衝脉、両儀=任脈・督脈であり、この三脈を軸として十二経脉と奇經八脉は展開されたと。
この辺りは当ブログ内にも記事がありますので、ご参考になさってください。
一源三岐論 カテゴリーの記事一覧 – ブログ『鍼道 一の会』
続いて川越先生が、ご自身で作成された経絡流注のアニメーションを使っての解説。
アニメーションを使うと、流注を立体的にイメージしやすいですね。
現在、教員養成科で勉強中の川越先生、とても頑張って下さっています。
余談ですが、一の会の講師は、男前が多いです!笑
そして以前にもましてシャープさを感じさせる、一の会のスナフキン?こと、稻垣学術部長による『一の会式・東医理論』。
短時間ではありましたが、皆様にとっては最もわかりやすい内容だったのではないでしょうか。
特に学生さんの場合、教科書的な乾いた中医学に潤いを加え、生きた実学として感じられたのではないかと思います。
最後は永松先生を中心とした『身体学』
初参加の方も、継続受講の方々も、参加者同士のふれあい、気の交流がおこなわれ、あちらこちらで笑いが起こっていました。
そして長時間の講義で疲れた心身もほぐれる時間でした!
皆様、お疲れさまでした。
4月23日(日)には、「東洋臨床医学講座」が予定されています。
『鍼道 一の会』は、常時入会を受け付けております。
興味が湧いた、面白そう、ピン!と来た方、どうぞお問い合わせください。
お問い合わせは
『鍼道 一の会』 事務局 大上(おおがみ)まで
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