刺要論篇第五十. 2016.06.09 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 梅雨と言えば紫陽花 本篇は、刺鍼に際しての基本的な深度について述べられている。 <素問・金匱真言論篇、宣明五気篇>に記されている五主... つづきを見る
脉解篇第四十九. 2016.06.01 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 本篇の表題は「脉解」であるので、経脉の変動、つまり偏盛・偏衰した場合の病症について解説したものと理解される。 ところが、経脉の変動が主たる原因ではなく、あ... つづきを見る
大奇論篇第四十八. 2016.01.13 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 冬と緑と赤 本篇では、脉証から病証を論じているが、気血の盛衰と病邪の位置を連想しながら読み進めても、判然としないところが多々ある。 ここで... つづきを見る
奇病論篇第四十七. 2015.11.10 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 やさしい色 奇病とは、四季に関連なく生じる病のことである。 本文中の胞とは、本来袋の意味で用いられており、内経では時に膀胱腑... つづきを見る
病能論篇第四十六. 2015.11.07 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 秋空に似合う花 表題の「病能」とは、一体いかなるものを指し示しているのであろうかは、いまひとつ筆者には明確に言い切れるものがない。 本... つづきを見る
厥論篇第四十五. 2015.11.04 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 可憐です。11月といえども、まだ草花を楽しめます。 本編で述べられている厥(けつ)の病理は、陰陽の偏盛・偏衰により、気が本来の流れから逸脱... つづきを見る
痿論篇第四十四. 2015.10.31 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 秋粛殺 枯れ始めた足の草花に、薄くクモが糸を引いている 本篇では、「痿病」という手足の力が抜けて自由に動くことが出来なくなる病について述... つづきを見る
痹論篇第四十三. 2015.10.21 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 近くの石垣で目に留まった、名知らずの雑草? 筆者は、痹論には特別な思い入れがある。 筆者が平成元年に開業して間もないころ、... つづきを見る
風論篇第四十二. 2015.10.19 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 ベランダの庭先で 内経時代の人々の生活を想像すると、我々現代人の想像以上に感染症が巷に溢れていたのだろうと思う。 本篇で述べられている... つづきを見る
刺腰痛篇第四十一. 2015.10.18 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 金剛山系から秋空に臨んで 本篇では、古来から現代にいたるまで、人を苦しめてきた腰痛に焦点を当て、その治療法が記されている。 我々... つづきを見る
腹中論篇第四十. 2015.10.09 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 いつもの花壇で 本篇に述べられている熱中、消中は、現代においては、さしずめ糖尿病のような病態である。 ただ、ひと世代前のような、激しい口... つづきを見る
擧痛論篇第三十九. 2015.10.06 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 近くの花壇で 本篇では、何をさておいてもつらい痛みについての病理と、内から起こる内傷病はすべて過度な感情によって引き起こされることについて... つづきを見る
欬論篇第三十八. 2015.09.29 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 金剛山にて 本篇は、現代病の病因・病理を把握する上で、重要な視点が記載されている。 近年急増している肺癌をはじめ、アトピー性皮膚炎、アレルギー性... つづきを見る
氣厥論篇第三十七. 2015.09.25 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 花壇にて さてさて、ここに至っていまさらながら日常よく使っている 『厥』 の意味について改めて再考せざるを得なかった。 六経の厥陰と、この篇で用... つづきを見る
刺瘧篇第三十六. 2015.09.20 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 金剛山から 本篇では、経絡病と臓腑病の病証が記載されている。臨床的に経絡病と臓腑病と、きれいに一線を引いて分けて治療することができるのだろう... つづきを見る