氣厥論篇第三十七. 2015.09.25 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 花壇にて さてさて、ここに至っていまさらながら日常よく使っている 『厥』 の意味について改めて再考せざるを得なかった。 六経の厥陰と、この篇で用... つづきを見る
刺瘧篇第三十六. 2015.09.20 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 金剛山から 本篇では、経絡病と臓腑病の病証が記載されている。臨床的に経絡病と臓腑病と、きれいに一線を引いて分けて治療することができるのだろう... つづきを見る
瘧論篇第三十五. 2015.08.13 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 ヨスジフエダイ 慶良間 瘧(おこり)とは、一般的には間欠的に寒と熱が交互に現れる病とされている。 筆者は、慢性雑病、しかも重篤な難病でこのよう... つづきを見る
逆調論篇第三十四. 2015.05.20 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 通りすがりの路傍にて 本篇の逆を一語で表現すれば、陰陽の不調和について、寒熱・水火・栄衛などのアンバランスを症例を用いて解説している。 ... つづきを見る
評熱病論篇第三十三. 2015.05.15 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 自宅近くの花壇にて 本篇では、「陰陽交」 「風厥」 「勞風」 「腎風」 の4種の熱病について、その病因・病理と治療が記されている... つづきを見る
刺熱篇第三十二. 2015.04.29 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 肝熱病者.小便先黄.腹痛.多臥.身熱.熱爭.則狂言及驚.脇滿痛.手足躁.不得安臥.庚辛甚.甲乙大汗.氣逆則庚辛死. 刺足厥陰少陽.其逆則頭痛員員.脉引衝頭也... つづきを見る
熱論篇第三十一. 2015.04.18 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 カリンの花 於:泉北ハーベストの丘で 医聖、張仲景(150?~219)は、当時伝えられていた医学書を元に『傷寒雑病論』を著したとされているが、その... つづきを見る
陽明脉解篇第三十 2015.04.07 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 チューリップ 於:近くの花壇で 前篇『太陰陽明論』に引き続き、本篇は足陽明に特化した内容となっている。 ... つづきを見る
通評虚実論篇第二十八. 2015.04.03 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 於3月 近くの公園で この篇における虚実の概念が、冒頭に《邪氣盛んなれば則ち實し、精氣奪すれば則ち虚す》と示されている。 この篇にお... つづきを見る
離合真邪論篇第二十七. 2015.03.12 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 黄帝内経の著された時代と現代の病の相違を考えると、本文中の邪が、内生的なもので無く、多く外からやってくるものとして記載されている事から、当時は圧倒的に... つづきを見る
八正神明論篇第二十六. 2015.01.18 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 ここに至るまでの篇で、四時による陰陽の盛衰・消長と、人体との相関は何度も重複して記載されている。 この篇では、新たに月の満ち欠けによる、陰陽の盛衰・... つづきを見る
宝命全形論篇第二十五. 2015.01.10 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 命は宝である。それを舍す肉体を全うする・・・そのためには、どうすればよいのか。 表題からはこのように読み取れる。 これは術者に向けられた、非常に意... つづきを見る
血気形志篇第二十四. 2015.01.04 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 この篇には、臓腑・経絡それぞれの気血の多寡と、身体と精神の状態によって生じやすい病を中心として記述されている。 最初には、まずは各臓腑・経絡の気血の多少... つづきを見る
宣明五氣篇第二十三. 2015.01.01 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 本篇は、臨床に直接用いて有用な内容が豊富に記されている。 患者の置かれている状況や労働形態が、その体質や病の状況と密接に関係していることが十分に読み取れ、... つづきを見る