氣府論篇第五十九. 2017.02.15 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 梅の蕾もほころんで 筆者は、本篇「気府論」は、前篇「気穴論」の続編と捉えても差し支えはないと思っている。 ところで、ここに記されている経... つづきを見る
氣穴論篇第五十八. 2017.02.12 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 本篇は天人合一思想に基づいて、主に経穴の数と位置について述べられている。 筆者自身、本篇と次篇(気府論)は、あまり取るべきところを感じないが、それは... つづきを見る
經絡論篇第五十七. 2017.02.09 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 本篇は、前篇『皮部論篇』の続編であるように感じる。 筆者の感覚では、例えば手足を診た時、経絡別に五色が現れているとは認識できない。 しかし、... つづきを見る
皮部論篇第五十六. 2016.09.03 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 七種山 虹の滝 東洋医学は、体表に現れる気色や肌の色つやなどによって、五臓六腑の充実度を観る。 瓜やスイカなど、外から眺めて触って軽く... つづきを見る
長刺節論篇第五十五. 2016.08.21 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 慶良間 前篇に引き続き鍼法について述べられているが、鍼の補寫、遅速、深浅に関しては、他篇と矛盾することが多々ある。 これらから推測でき... つづきを見る
鍼解篇第五十四. 2016.07.31 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 花咲き虫が飛び交う・・・盛夏 本篇は、鍼の基本的な補瀉法と、それを施したのちの変化の目安について述べられている。 さらに、内経医学で一貫... つづきを見る
刺志論篇第五十三. 2016.07.21 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 本篇は、基本的な虚実の概念と、変証について述べられている。また初歩的な刺鍼後の手技についても記載されている。 実に関しては、邪気実としての解説と外邪侵... つづきを見る
刺禁論篇第五十二. 2016.07.17 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 もうすぐ梅雨明けでしょうか この篇では、禁鍼穴と過誤の起こりやすい部位を明確にし、同時に深く刺すことを戒めている。 この篇を読み返す... つづきを見る
刺齊論篇第五十一. 2016.07.09 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 梅雨明けが待ち遠しい 本篇『刺齊論』は、前篇「刺要論」の続編となっている。筆者の考えは、前編ですでに述べているので、特筆すべき事柄はない。 ... つづきを見る
刺要論篇第五十. 2016.06.09 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 梅雨と言えば紫陽花 本篇は、刺鍼に際しての基本的な深度について述べられている。 <素問・金匱真言論篇、宣明五気篇>に記されている五主... つづきを見る
脉解篇第四十九. 2016.06.01 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 本篇の表題は「脉解」であるので、経脉の変動、つまり偏盛・偏衰した場合の病症について解説したものと理解される。 ところが、経脉の変動が主たる原因ではなく、あ... つづきを見る
大奇論篇第四十八. 2016.01.13 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 冬と緑と赤 本篇では、脉証から病証を論じているが、気血の盛衰と病邪の位置を連想しながら読み進めても、判然としないところが多々ある。 ここで... つづきを見る
奇病論篇第四十七. 2015.11.10 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 やさしい色 奇病とは、四季に関連なく生じる病のことである。 本文中の胞とは、本来袋の意味で用いられており、内経では時に膀胱腑... つづきを見る
病能論篇第四十六. 2015.11.07 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 秋空に似合う花 表題の「病能」とは、一体いかなるものを指し示しているのであろうかは、いまひとつ筆者には明確に言い切れるものがない。 本... つづきを見る
厥論篇第四十五. 2015.11.04 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 可憐です。11月といえども、まだ草花を楽しめます。 本編で述べられている厥(けつ)の病理は、陰陽の偏盛・偏衰により、気が本来の流れから逸脱... つづきを見る