示從容論篇第七十六. 2019.10.15 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 本編は、従容(しょうよう)たることの重要性を説いているが、同時に少数鍼の根拠ともなりえる内容である。 筆者は、父親から多く鍼を用いるものは下手くそであり、上手... つづきを見る
四時刺逆從論篇第六十四. 2018.02.15 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 本篇は、四時陰陽の消長により気血が浮沈し、それによって気血が大きく偏った場合の、モデルになる病症を挙げ、さらに鍼の深度の目安を述べているに過ぎないと考えています... つづきを見る
繆刺論篇第六十三. 2018.02.01 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 本編では、絡脉の病と経脈の病との違いで、巨刺と繆刺を使い分けることを説いている。 実際問題として、絡脉と経脈の病証の違いや診断については触れられていない。 ... つづきを見る
調經論篇第六十二. 2017.06.03 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 本篇の表題は、経絡の気血を調えることを目的として、虚実・補瀉の概念とその方法が説かれているということでつけられたのであろう。 ところが筆者は経絡よりもむ... つづきを見る
水熱穴論篇第六十一. 2017.03.15 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 本篇は、骨空論で記載されている水兪五十七穴の詳細が表題となっているが、腎と肺、腎と胃の生理関係のほか刺法にまで論及されている。 「腎は胃の関」と「四季の... つづきを見る
骨空論篇第六十 2017.03.07 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 本篇は、骨空論であるが、さっと一読して内容に多少まとまりが無いように感じられる。 おそらく散逸していたものを継ぎ合わせたのではないかと推測されるのですが、... つづきを見る
氣府論篇第五十九. 2017.02.15 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 梅の蕾もほころんで 筆者は、本篇「気府論」は、前篇「気穴論」の続編と捉えても差し支えはないと思っている。 ところで、ここに記されている経... つづきを見る
氣穴論篇第五十八. 2017.02.12 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 本篇は天人合一思想に基づいて、主に経穴の数と位置について述べられている。 筆者自身、本篇と次篇(気府論)は、あまり取るべきところを感じないが、それは... つづきを見る
經絡論篇第五十七. 2017.02.09 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 本篇は、前篇『皮部論篇』の続編であるように感じる。 筆者の感覚では、例えば手足を診た時、経絡別に五色が現れているとは認識できない。 しかし、... つづきを見る
皮部論篇第五十六. 2016.09.03 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 七種山 虹の滝 東洋医学は、体表に現れる気色や肌の色つやなどによって、五臓六腑の充実度を観る。 瓜やスイカなど、外から眺めて触って軽く... つづきを見る
長刺節論篇第五十五. 2016.08.21 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 慶良間 前篇に引き続き鍼法について述べられているが、鍼の補寫、遅速、深浅に関しては、他篇と矛盾することが多々ある。 これらから推測でき... つづきを見る
鍼解篇第五十四. 2016.07.31 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 花咲き虫が飛び交う・・・盛夏 本篇は、鍼の基本的な補瀉法と、それを施したのちの変化の目安について述べられている。 さらに、内経医学で一貫... つづきを見る
刺志論篇第五十三. 2016.07.21 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 本篇は、基本的な虚実の概念と、変証について述べられている。また初歩的な刺鍼後の手技についても記載されている。 実に関しては、邪気実としての解説と外邪侵... つづきを見る
刺禁論篇第五十二. 2016.07.17 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 もうすぐ梅雨明けでしょうか この篇では、禁鍼穴と過誤の起こりやすい部位を明確にし、同時に深く刺すことを戒めている。 この篇を読み返す... つづきを見る
刺齊論篇第五十一. 2016.07.09 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 梅雨明けが待ち遠しい 本篇『刺齊論』は、前篇「刺要論」の続編となっている。筆者の考えは、前編ですでに述べているので、特筆すべき事柄はない。 ... つづきを見る