因証数攻・病愈結存・下格 2021.09.07 1.傷寒 叢桂亭医事小言 原南陽(1753-1820) 巻の二 因証数攻 下したる後、二三日か一二日、舌上復(ま)た胎刺を生ずるは邪の未だ盡きざるなり。 再び之を下して胎刺取れ切らずとも鋒芒(ほうぼ... つづきを見る
下後・脉浮、脉復沈、身反熱、脉反数 2021.08.20 1.傷寒 叢桂亭医事小言 原南陽(1753-1820) 巻の二 下後脉浮 裏証、下して後、脉浮にして微数。身微熱し、神思も爽やかならぬこと有り。此は邪熱肌表にとどまり、裏には滞り無きなり。 汗なしとも白... つづきを見る
内雍不汗 2020.11.28 1.傷寒 叢桂亭医事小言 原南陽(1753-1820) 巻の二 内雍不汗 伝変は色々なれども半表半裏と云うが、十に七八なる者なり。 表証の有るにひかれ、汗をせむるに解せず。 夫れ発汗の理は内より表へ達するものなり。 ... つづきを見る
急証急攻 2020.11.27 1.傷寒 叢桂亭医事小言 原南陽(1753-1820) 巻の二 急証急攻 発熱すること二三日にて、舌に白胎、粉をつけたるほど厚くみゆる時は小柴胡を用ゆるに、昼頃は黄色になり、胸膈満痛、大渇、煩躁などを見(あらわ)す。 是... つづきを見る
伝変不常 2020.11.26 1.傷寒 叢桂亭医事小言 原南陽(1753-1820) 巻の二 伝変不常 戦汗自汗より解するは、前に云し如くなれども、竟(つい)に少汗も無く胃に伝えて自汗そそぐが如く、或は渇強く白虎を用いて戦汗し解す有り。 胃気壅鬱して... つづきを見る
傷寒十勧 2020.11.20 1.傷寒 叢桂亭医事小言 原南陽(1753-1820) 巻の二 傷寒十勧 傷寒与他証不同、投薬一差生死立判。李子建傷寒十勧不可不知。 人家有病求医未至或無医者、若知此十勧、則不致有誤所益非軽。詳具于後。 <傷寒と他証は... つづきを見る
主 客 巻之一 畢 2020.11.06 叢桂亭医事小言 原南陽(1753-1820) 巻の一 原南陽 主 客 凡の病を治するに先ず病因をたずね、其の後主証と兼証とをわけるべし。主客みえねば薬はきかず。其のわけようにて病名のつけようも違うなり。 是其の医者... つづきを見る
病 因 2020.10.06 叢桂亭医事小言 原南陽(1753-1820) 巻の一 原南陽 病 因 病因とは、その病の起こる所の根本なり。其の本を治すれば他はひとりに良くなる。随分と念を入れて問うべし。即ち四診の問の字なり。病因と外証を合わせて方は... つづきを見る
察 色 2020.02.29 叢桂亭医事小言 原南陽(1753-1820) 巻の一 原南陽 察 色 扁鵲伝に病の応は大表に見(あらわ)るとて、察色大切の見所、証候を知る所なり。四診の望の字なり。 顔色声音呼吸は定まりたることは余も知らざれども、診察の... つづきを見る
腹 候 2020.02.24 叢桂亭医事小言 原南陽(1753-1820) 巻の一 原南陽 腹 候 腹部の見ようは呼吸の腹候応ずるを候うべし。急変のある病人は呼吸の応じよう、おだやかならず。 次に動悸を候うべし。素問に云う「胃の大絡を名づけて虚里... つづきを見る
脉 論 2020.01.30 叢桂亭医事小言 原南陽(1753-1820) 巻の一 原南陽 脉 論 脈は医門の大綱にて死生吉凶を決するの根本なり。即ち四診の切の字なり。必ず病状を知るの具に非ず。素問難経に其の論詳(つまびら)かなれば熟読して知るべ... つづきを見る
医 学 2020.01.29 叢桂亭医事小言 原南陽(1753-1820) 巻の一 原南陽 叢 桂 亭 医 事 小 言 巻 之 一 原 南 陽 先 生 口 授 門 人 水 戸 大 河 内 政 存 筆 ... つづきを見る