三部九候論篇第二十. 2014.12.13 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 筆者はここで記されている、三部九候の脈診は採用していない。 その理由は、三部九候の脈診が、繁雑に過ぎて九候をひとつにまとめ上げ、認識する力量がないというこ... つづきを見る
玉機真蔵論篇第十九.(4) 2014.11.25 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 いよいよ最終段であるが、ここでもまた極めて重要なことがいくつか記載されている。 患者と相対して、症状がどのようであるのかということよりも、体... つづきを見る
玉機真蔵論篇第十九.(3) 2014.11.20 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 ここでは、『胃の気』の重要性について記述されている。 『胃の気』については、ここに至るまでに内経医学の中で何度も触れられているが、何故か現代中医学では重... つづきを見る
玉機真蔵論篇第十九.(2) 2014.11.10 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 ここでは、病の伝変を五行の相生・相剋関係で説いているが、多くの疑問を感じる。 五行論に疑いを持ってしまえば、この医学が成り立たなくなるほど深く根... つづきを見る
玉機真蔵論篇第十九.(1) 2014.10.06 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 本編は、玉版に記して毎日読み返すことを促している。 おそらく、これらの内容を丸暗記するのではなく、これらの内容から「いち」を掴み取りなさいとのこと... つづきを見る
平人氣象論篇第十八 2014.09.11 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 本篇は表題のように、一般的な健康人の脈象を異常な脈象と対比させて述べようとしているのであろう。 ともすれば、異常な脈象の解明に意識が向きがちだが、や... つづきを見る
第3回 一の会 2014.06.30 一の会 昨日29日に行われました、第三回、「一の会」の様子です。 冒頭は、稲垣順也先生による中医学。 今回は、五行論を臨床で有効に用いるため、是非とも必要な考え方・用... つづきを見る
五行論は妄説?(4) 2014.05.17 解説 これまで、五行論の相生・相剋関係について、簡単に説明してきました。 五行論の成り立ちから考えて、五行を機械的・法則的に用いるのは誤りであると僕は考えています。... つづきを見る
五行論は妄説?(3) 2014.05.17 解説 今回は、相剋関係を説明致します。 相克関係は、簡単に述べると、下図のように相互に制約する関係です。 木は土を尅し、土は水を尅し、水は火を尅し、火は金... つづきを見る
五行論は妄説?(1) 2014.05.17 解説 筆者の場合、東洋医学の入り口は『黄帝内経』だったのですが、この書物の背景となる思想背景のひとつに、陰陽五行学説がある。 実は初学の頃からずっと抱いてきた疑問の... つづきを見る
五行論は妄説?(2) 2014.05.17 解説 まず、五行論の源を訪ねてみます。 五行は、四書五経の内の書経(しょきょう)、またの名を尚書(しょうしょ)の中の洪範に初めて見ることができる。 そこに記されてい... つづきを見る
黄帝内経の紹介 2014.05.17 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 これから折に触れて、東洋医学の世界観や健康に生きていくための考え方を古典に基づいて紹介していこうと思う。 東洋の世界観・人体観を元にして現わされた中国最古の... つづきを見る