生気通天論篇 第三 2024.02.08 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 黄帝曰.夫自古通天者.生之本.本於陰陽.黄帝曰く、夫れ古より天に通じる者、生の本、陰陽に本ずく。 天地之間.六合之内.其氣九州.九竅.五藏.十二節.皆通... つづきを見る
四気調神大論篇 第二 2024.02.07 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 春三月.此謂發陳.天地倶生.萬物以榮.夜臥早起.廣歩於庭.春三月、此を發陳と謂う。天地倶に生じ、萬物以って榮える。夜臥して早く起き、廣く庭を歩く。 被髮... つづきを見る
上古天真論篇 第一 2024.02.06 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 昔在黄帝.生而神靈.弱而能言.幼而徇齊.長而敦敏.成而登天.昔、黄帝在り。生じて神靈、弱にして能く言い、幼にして徇齊、長じて敦敏、成りて登天す。 廼問於... つづきを見る
解精微論篇第八十一. 2020.01.07 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 足かけ6年に及ぶこのシリーズも、ようやく終えることが出来、自分の中にも一応の区切りがついたかのように感じている。 過去の投稿を振り返り見ると、随所に筆者のその... つづきを見る
方盛衰論篇第八十. 2020.01.06 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 いよいよ素問の意訳も残すところあと一篇となって参りました。 本篇中の厥証に関して、筆者はこれまで何度か遭遇した経験を踏まえて意訳を試みております。 またここ... つづきを見る
陰陽類論篇第七十九. 2020.01.04 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 本篇を通読すると、まず三陰三陽の働きとその病脉象が記されている。 さらに四時陰陽の気の盛衰と死期との関係についても述べられている。 ここで述べられている内容... つづきを見る
徴四失論篇第七十八. 2019.12.22 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 本篇は、前篇<疏五過論>に引き続いて、治療者への戒めと理解される内容である。 学校教育で授かった経絡学や東洋医学理論は、有資格者であれば一定のレベルにあります... つづきを見る
疏五過論篇第七十七. 2019.11.10 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 本篇に記されている内容は、内経医学の疾病観に関わることが記述されている。 人生には卒業・入学・就職・退職・結婚・離婚・死別など、数多くの節目や浮き沈みがつきも... つづきを見る
示從容論篇第七十六. 2019.10.15 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 本編は、従容(しょうよう)たることの重要性を説いているが、同時に少数鍼の根拠ともなりえる内容である。 筆者は、父親から多く鍼を用いるものは下手くそであり、上手... つづきを見る
標本病傳論篇第六十五. 2018.02.20 原文・読み下しと意訳 ともすれば、今現在目の前に現れた症状に対して、どのように捉え、どこからアプローチするのかという問題提示されているところです。 これは、<傷寒論>における原... つづきを見る
四時刺逆從論篇第六十四. 2018.02.15 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 本篇は、四時陰陽の消長により気血が浮沈し、それによって気血が大きく偏った場合の、モデルになる病症を挙げ、さらに鍼の深度の目安を述べているに過ぎないと考えています... つづきを見る
繆刺論篇第六十三. 2018.02.01 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 本編では、絡脉の病と経脈の病との違いで、巨刺と繆刺を使い分けることを説いている。 実際問題として、絡脉と経脈の病証の違いや診断については触れられていない。 ... つづきを見る
調經論篇第六十二. 2017.06.03 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 本篇の表題は、経絡の気血を調えることを目的として、虚実・補瀉の概念とその方法が説かれているということでつけられたのであろう。 ところが筆者は経絡よりもむ... つづきを見る
水熱穴論篇第六十一. 2017.03.15 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 本篇は、骨空論で記載されている水兪五十七穴の詳細が表題となっているが、腎と肺、腎と胃の生理関係のほか刺法にまで論及されている。 「腎は胃の関」と「四季の... つづきを見る
骨空論篇第六十 2017.03.07 黄帝内経 素問 原文・読み下しと意訳 本篇は、骨空論であるが、さっと一読して内容に多少まとまりが無いように感じられる。 おそらく散逸していたものを継ぎ合わせたのではないかと推測されるのですが、... つづきを見る