解精微論篇第八十一. 2020.01.07 解説と意訳 足かけ6年に及ぶこのシリーズも、ようやく終えることが出来、自分の中にも一応の区切りがついたかのように感じている。 過去の投稿を振り返り見ると、随所に筆者のそ... つづきを見る
方盛衰論篇第八十. 2020.01.06 解説と意訳 いよいよ素問の意訳も残すところあと一篇となって参りました。 本篇中の厥証に関して、筆者はこれまで何度か遭遇した経験を踏まえて意訳を試みております。 またこ... つづきを見る
陰陽類論篇第七十九. 2020.01.04 解説と意訳 本篇を通読すると、まず三陰三陽の働きとその病脉象が記されている。 さらに四時陰陽の気の盛衰と死期との関係についても述べられている。 ここで述べられている内容... つづきを見る
徴四失論篇第七十八. 2019.12.22 解説と意訳 本篇は、前篇<疏五過論>に引き続いて、治療者への戒めと理解される内容である。 学校教育で授かった経絡学や東洋医学理論は、有資格者であれば一定のレベルにあり... つづきを見る
疏五過論篇第七十七. 2019.11.10 解説と意訳 本篇に記されている内容は、内経医学の疾病観に関わることが記述されている。 人生には卒業・入学・就職・退職・結婚・離婚・死別など、数多くの節目や浮き沈みがつき... つづきを見る
示從容論篇第七十六. 2019.10.15 解説と意訳 本編は、従容(しょうよう)たることの重要性を説いているが、同時に少数鍼の根拠ともなりえる内容である。 筆者は、父親から多く鍼を用いるものは下手くそであり、... つづきを見る
標本病傳論篇第六十五. 2018.02.20 解説と意訳 ともすれば、今現在目の前に現れた症状に対して、どのように捉え、どこからアプローチするのかという問題提示されているところです。 これは、<傷寒論>における原則... つづきを見る
四時刺逆從論篇第六十四. 2018.02.15 解説と意訳 本篇は、四時陰陽の消長により気血が浮沈し、それによって気血が大きく偏った場合の、モデルになる病症を挙げ、さらに鍼の深度の目安を述べているに過ぎないと考えています... つづきを見る
繆刺論篇第六十三. 2018.02.01 解説と意訳 本編では、絡脉の病と経脈の病との違いで、巨刺と繆刺を使い分けることを説いている。 実際問題として、絡脉と経脈の病証の違いや診断については触れられていない。 ... つづきを見る
調經論篇第六十二. 2017.06.03 解説と意訳 本篇の表題は、経絡の気血を調えることを目的として、虚実・補瀉の概念とその方法が説かれているということでつけられたのであろう。 ところが筆者は経絡より... つづきを見る
水熱穴論篇第六十一. 2017.03.15 解説と意訳 本篇は、骨空論で記載されている水兪五十七穴の詳細が表題となっているが、腎と肺、腎と胃の生理関係のほか刺法にまで論及されている。 「腎は胃の関」と「四季の刺... つづきを見る
骨空論篇第六十 2017.03.07 解説と意訳 本篇は、骨空論であるが、さっと一読して内容に多少まとまりが無いように感じられる。 おそらく散逸していたものを継ぎ合わせたのではないかと推測されるのですが、読... つづきを見る
氣府論篇第五十九. 2017.02.15 解説と意訳 梅の蕾もほころんで 筆者は、本篇「気府論」は、前篇「気穴論」の続編と捉えても差し支えはないと思っている。 ところで、ここに記されている経絡の巡行と経穴... つづきを見る
氣穴論篇第五十八. 2017.02.12 解説と意訳 本篇は天人合一思想に基づいて、主に経穴の数と位置について述べられている。 筆者自身、本篇と次篇(気府論)は、あまり取るべきところを感じないが、それ... つづきを見る
經絡論篇第五十七. 2017.02.09 解説と意訳 本篇は、前篇『皮部論篇』の続編であるように感じる。 筆者の感覚では、例えば手足を診た時、経絡別に五色が現れているとは認識できない。 しかし、顔面の気色だけでな... つづきを見る